一曲フル解説

サステナブル/AKB48 でコード進行を学ぶ

サステナブル/AKB48 でコード進行を学ぶ

IN-TOSH(@intosh_redarrow)です。

今回は サステナブル/AKB48 でコード進行を学んでいきます。

概要

サステナブル/AKB48

作詞 : 秋元康

作曲・編曲 : 井上ヨシマサ

B面 : 「好きだ 好きだ 好きだ」(Type A)

「青春 ダ・カーポ」(Type B)

「モニカ、夜明けだ」(Type C)

「流れ星に何を願えばいいのだろう」(劇場盤)

AKB48のメジャー56枚目のシングル。2019年9月18日リリース予定。

サステナブル/AKB48
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コード譜(フル)

コード譜の下へ

N.C.・・・|・・・・

F・・・|・・・・

A7・・・|・・・・

Dm・・・|B♭m7/D♭・・・

C・・・|・・・・

F・・・|Dm・・・

Gm・・・|C・・・

F・・・|Dm・・・

Gm・・・|C・・C/B♭

A・・・|・・・A/C#

Dm・・・|B♭・・B♭/A

Gm7-5・・・|・・・・

C・・・|・・・・

F・・・|Dm・・・

Gm・・・|C・・・ ×2

A・・・|・・・A/C#

Dm・・Dm/C|B♭・・B♭/A

Gm7-5・・・|C・・・

F・・・|C・・・

F・・・|・・・・

A7・・・|・・・・

Dm・・・|・・・・

F7・・・|・・・・

B♭・・・|C/B♭・・・

Am・・・|Dm・・・

B♭m・・・|・・・・

C・・・|・・・・

F・・・|・・・・

A7・・・|・・・・

Dm・・・|・・・・

F7・・・|・・・・

B♭・・・|C/B♭・・・

Am・・・|Dm・・・

B♭m・・・|C・・・・

F・・・|C・・・

F・・・|Dm・・・

Gm・・・|C・・・ ×2

A・・・|・・・A/C#

Dm・・Dm/C|B♭・・B♭/A

Gm7-5・・・|C・・・

F・・・|C・・・

F・・・|・・・・

A7・・・|・・・・

Dm・・・|・・・・

F7・・・|・・・・

B♭・・・|C/B♭・・・

Am・・・|Dm・・・

B♭m・・・|・・・・

C・・・|・・・・

F・・・|・・・・

A7・・・|・・・・

Dm・・・|・・・・

F7・・・|・・・・

B♭・・・|C/B♭・・・

Am・・・|Dm・・・

B♭m・・・|C・・・・

F・・・|・・・A♭/E♭

D♭6・・・|B♭m・・・

Cm・・・|Fm・・・

B♭m・・・|E♭・・・

A♭・・・|A♭7・・・

D♭6・・・|E♭・・・

C・・・|Fm・・・

B♭ B♭7/A♭ B♭・|B♭ B♭7/A♭ B♭・

E♭・・・|C・・・

F・・・|・・・・

A7・・・|・・・・

Dm・・・|・・・・

F7・・・|・・・・

B♭・・・|C/B♭・・・

Am・・・|Dm・・・

B♭m・・・|・・・・

C・・・|・・・・

F・・・|・・・・

A7・・・|・・・・

Dm・・・|・・・・

F7・・・|・・・・

B♭・・・|C/B♭・・・

Am・・・|Dm・・・

B♭m・・・|C・・・・

F・・・|C・・・

F・・・|・・・・

A7・・・|・・・・

Dm・・・|B♭m7/D♭・・・

C・・・|・・・・

F・・・|・・・・

コード譜の上へ

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コード進行 分析・解説

場面ごとに見ていきます。コードはディグリーネームで表記します。

また、ノンダイアトニックコード赤字で表記します。

楽曲のキーFメジャーA♭メジャーです。

イントロ

Key = F

N.C.・・・|・・・・

Ⅰ・・・|・・・・

Ⅲ7・・・|・・・・

Ⅵm・・・|Ⅳm7/♭Ⅵ・・・

Ⅴ・・・|・・・・

( 原曲のキーで見る → イントロ )

2小節間のドラムのフレーズから始まります。その後のテーマはシンセとギターのユニゾンでしょうか。サビのメロディをデフォルメしたようなフレーズです。

Ⅰ→Ⅲ7という進行は今日日珍しい訳ではありませんが、この楽曲でもサビを中心に、鍵となるノンダイアトニックコードを使った進行です。

AKB48だと「Everyday、カチューシャ」のサビなどが当てはまります。実は作曲者が同じ井上ヨシマサさんです。

Ⅳm/♭Ⅵサブドミナントマイナーです。Ⅳ→Ⅳmという進行が多いですが、ここではⅣの代理コードとしてⅥmが使われ、ドミナントⅤに繋がっています。

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Aメロ

Key = F

A

Ⅰ・・・|Ⅵm・・・

Ⅱm・・・|Ⅴ・・・

Ⅰ・・・|Ⅵm・・・

Ⅱm・・・|Ⅴ・・Ⅴ/Ⅳ

・・・|・・・Ⅲ/#Ⅴ

Ⅵm・・・|Ⅳ・・Ⅳ/Ⅲ

Ⅱm7-5・・・|・・・・

Ⅴ・・・|・・・・

( 原曲のキーで見る → A )

前後半に分けた前半です。

循環コードの代表である1625を2回繰り返します。トニックの16からツーファイブの25という進行です。

9小節目にノンダイアトニックコードを出すことで雰囲気が変わります。の次にはⅥmやⅣが来るのが鉄板です。

Ⅱm7-5については、Ⅱm7-5→Ⅴ→Ⅰmという進行でよく使われます。マイナーコードへのツーファイブ(ワン)の進行です。

ここでは、サブドミナントマイナーのような使われ方をしています。構成音を見て表記を変えるとⅣm/Ⅱという見方もできますね。サブドミナントマイナーからドミナントの流れはイントロでもありました。

A’

Ⅰ・・・|Ⅵm・・・

Ⅱm・・・|Ⅴ・・・ ×2

・・・|・・・Ⅲ/#Ⅴ

Ⅵm・・Ⅵm/Ⅴ|Ⅳ・・Ⅳ/Ⅲ

Ⅱm7-5・・・|Ⅴ・・・

Ⅰ・・・|Ⅴ・・・

( 原曲のキーで見る → A’-1 A’-2 )

前後半に分けた後半です。ベースを中心にリズムが若干変わっていますね。

後半は8小節目の最後にオンコードを挟まず、少し一息つくような変化がついています。

前半とほとんど同じですが、こちらはⅡm7-5が半分になってⅤに進行、ドミナント終止トニックⅠに進行し、更にドミナントⅤでサビへ繋がります。

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2番のAメロは尺が半分ですが、こちらの後半16小節となります。

サビ

Key = F

Ⅰ・・・|・・・・

Ⅲ7・・・|・・・・

Ⅵm・・・|・・・・

Ⅰ7・・・|・・・・

Ⅳ・・・|Ⅴ/Ⅳ・・・

Ⅲm・・・|Ⅵm・・・

Ⅳm・・・|・・・・

Ⅴ・・・|・・・・

( 原曲のキーで見る → サビ-1 サビ-2 サビ-3 )

こちらも前後半に分けます。まず前半です。

イントロ同様、Ⅰ→Ⅲ7から始まりⅥmに進行します。

その後のⅠ7♭Ⅶの音が出てくるのが良いですね。Ⅰ7はⅣの5度上で、ドミナントモーションでⅣに進行することが非常に多いです。

次は4536の王道進行の、ⅣのベースをⅤまで引っ張るパターンです。Ⅴの時に、ベースがあえて変わらないのが良いポイントになります。

サブドミナントマイナーⅣmからドミナントⅤで次に繋がるのもイントロで登場しました。

サビのメロディはイントロアウトロでも変化して使われるうえ、構成上サビも長いため、楽曲中の6割程度で同様のテーマが鳴っていることになります。

何度も繰り返されるキャッチーなテーマがⅠ→Ⅲ7の進行と相まって、楽曲を一度聞いただけで覚えてしまうような効果になっていますね。

Ⅰ・・・|・・・・

Ⅲ7・・・|・・・・

Ⅵm・・・|・・・・

Ⅰ7・・・|・・・・

Ⅳ・・・|Ⅴ/Ⅳ・・・

Ⅲm・・・|Ⅵm・・・

Ⅳm・・・|Ⅴ・・・・

Ⅰ・・・|Ⅴ・・・

( 原曲のキーで見る → サビ-1 サビ-2 サビ-3 )

前後半に分けた後半です。Aメロ同様、トニックドミナント終止した後、再度ドミナントに進行して次に繋がります。

それ以外は前半と同じと言っていいでしょう。

サビ-2

2番のサビからはBメロに入りますが、転調するため最後のみコードが変わります。

Ⅰ・・・|・・・♭Ⅲ/♭Ⅶ

Bメロ

Key = A♭

Ⅳ6・・・|Ⅱm・・・

Ⅲm・・・|Ⅵm・・・

Ⅱm・・・|Ⅴ・・・

Ⅰ・・・|Ⅰ7・・・

Ⅳ6・・・|Ⅴ・・・

・・・|Ⅵm・・・

Ⅱ7/Ⅰ ・|Ⅱ7 Ⅱ7/Ⅰ Ⅱ7

Ⅴ・・・|・・・

( 原曲のキーで見る → B)

2番のサビ後に入る部分です。いわゆるAメロ→Bメロ→サビの流れではないので、サビ後のこの部分はCメロではなくBメロとしています。

Fメジャーから短3度上のA♭メジャー転調しています。

王道進行のⅤをⅡmにした変化形からツーファイブワン、2周目の王道進行の前はサビ同様Ⅰ7をアクセントにしている感じです。2周目はⅢmがに変わったパターンですね。

ドミナントⅤのドミナントドッペルドミナントであるⅡ7は、Ⅱmの代わりに使われて、そのままドミナントモーションでⅤに繋がることが多いです。ここでもそうですね。

最後のは、転調して戻るFメジャーから見たドミナントⅤなので、スムーズにFメジャーに戻っています。Ⅴ→短3度下のトニックⅠ、と転調するパターンは多いですね。

アウトロ

Key = F

Ⅰ・・・|・・・・

Ⅲ7・・・|・・・・

Ⅵm・・・|Ⅳm7/♭Ⅵ・・・

Ⅴ・・・|・・・・

Ⅰ・・・|・・・・

( 原曲のキーで見る → アウトロ )

イントロサビ同様、テーマに加えⅠ→Ⅲ7が使われます。進行としてはイントロの進行の後にトニックⅠが加わったのみです。

歌のメロディ最後のキメ2音は4拍目裏と1拍目裏でしょうか。少し取りづらいかもしれません。

個人的ポイントは、ラストのサビからアウトロに差し掛かる時、1回だけサビのテーマ、歌のメロディが入ることです。

サビのメロディの最初だけを残してアウトロに入るのは何とも言えない切なさというか、終わりの寂しさのような感じがあります。10年以上前の歌ですが 星に願いを/flumpool を思い出しました。

最後に

今回は サステナブル/AKB48 でコード進行を学びました。

サステナブル(Sustainable)は「持続可能な」という意味です。サスティーン(Sustain)と言うと、音楽でも使う用語としてピンと来やすいかもしれません。「余韻」というような意味で使いますね。

「続いていく」という意味を持たせているのかな、と思います。それは歌詞通りの恋心であり、またこれからのAKB48であると思っています。

前作「ジワるDAYS」が平成最後の作品で、指原莉乃さんが卒業、令和最初となるのが今作です。

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冠番組が終了したりと色々ニュースもありますが、今後のAKB48も期待してみていようと思います。

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