楽曲分析・感想

ファンファーレ!/Hey! Say! JUMP でコード進行を学ぶ

ファンファーレ!/Hey! Say! JUMP でコード進行を学ぶ

IN-TOSH(@intosh_redarrow)です。

今回は ファンファーレ!/Hey! Say! JUMP でコード進行を学んでいきます。

概要

ファンファーレ!/Hey! Say! JUMP

作詞 : 辻村有記

作曲・編曲 : 辻村有記 / 伊藤賢

B面 : 「波の上で会いましょう」

「Summer Romantic」

「ファンファーレ! DE 盆踊り」(通常盤)

「Mystery O」

「トレンディーラブ #REIWA」(初回限定盤1)

「Napa Napa」

「Go Fighter」(初回限定盤2)

Hey! Say! JUMPの25枚目のシングル。2019年8月21日リリース。テレビ朝日系ドラマ「セミオトコ」主題歌

総合ソングチャート【Billboard Japan Hot 100】2019年9月2日付ランキング1位

ファンファーレ!/Hey! Say! JUMP
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コード譜(フル)

コード譜の下へ

N.C.

A♭M7・G7・|Cm・B♭m E♭

A♭M7・・・|E♭/B♭・G7(♭9)

N.C.・・・

A♭M7・・・|B♭・・・

Gm・・・|Cm Cm/B Cm/B♭ Cm/A

A♭M7・・・|B♭・・・

Fm Gm A♭ Adim|B♭・・・

N.C.

A♭M7・G7・|Cm・・・ ×4

A♭M7・・・|B♭・・・

Gm・・・|Cm・・・

Fm・・・|Gm・・・

Fm・Gm・|A♭・Adim・

B♭・・・|B♭ N.C.・・

N.C.・・・

A♭M7・G7 G7/B|Cm・B♭m E♭

A♭M7・G7 G7/B|Cm Cm/B Cm/B♭ Cm/A

A♭M7・G7・|Cm・B♭m E♭

Fm・Gm・|A♭・B♭・

A♭M7・・・|B♭・・・

Gm・・・|Cm Cm/B Cm/B♭ Cm/A

A♭M7・・・|B♭・・・

Fm Gm A♭ Adim|B♭・・・

N.C.・・・

A♭M7・・・|B♭・・・

A♭・A♭/B♭・|E♭M7・・・

A♭・G7/B・|Cm・Cm/B♭ Cm/A

A♭M7・B♭・|E♭M7・・・

A♭M7・・・|B♭・・・

Gm・・・|Cm・・・

Fm・・・|Gm・・・

Fm・Gm・|A♭・Adim・

B♭・・・|N.C.・・・

A♭M7・G7 G7/B|Cm・B♭m E♭

A♭M7・G7 G7/B|Cm Cm/B Cm/B♭ Cm/A

A♭M7・G7・|Cm・B♭m E♭

Fm・Gm・|A♭・B♭・

A♭M7・・・|B♭・・・

Gm・・・|Cm Cm/B Cm/B♭ Cm/A

A♭M7・・・|B♭・・・

Fm Gm A♭ Adim|B♭・・・

N.C. ×7

Cm Cm/B Cm/B♭ E♭

A♭・G・|Cm・Cm/B♭ Cm/A

A♭・G・|Cm・B♭m E♭

A♭・G・|Cm・Cm/B♭・ ×2

Fm・Gm・|A♭・B♭・

B♭・・・ ×4

A♭M7・G7・|Cm・B♭m E♭ ×3

Fm・Gm・|N.C.・・・

A♭M7・G7 G7/B|Cm・B♭m E♭

A♭M7・G7 G7/B|Cm Cm/B Cm/B♭ Cm/A

A♭M7・G7・|Cm・B♭m E♭

Fm・Gm・|A♭・B♭・

A♭M7・・・|B♭・・・

Gm・・・|Cm Cm/B Cm/B♭ Cm/A

A♭M7・・・|B♭・・・

Fm Gm A♭ Adim|B♭・・・

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コード進行 分析・解説

場面ごとに見ていきます。コードはディグリーネームで表記します。

また、ノンダイアトニックコード赤字で表記します。

楽曲のキーE♭メジャーです。

イントロ

Key = E♭

N.C.

ⅣM7・Ⅲ7・|Ⅵm・Ⅴm

ⅣM7・・・|Ⅰ/Ⅴ・Ⅲ7(♭9)

N.C.・・・

ⅣM7・・・|Ⅴ・・・

Ⅲm・・・|Ⅵm Ⅵm/♭Ⅵ Ⅵm/Ⅴ Ⅵm/♭Ⅴ

ⅣM7・・・|Ⅴ・・・

Ⅱm Ⅲm Ⅳ ♭Ⅴdim|Ⅴ・・・

N.C.

( 原曲のキーで見る → イントロ )

アウフタクト2拍+4小節はピアノのみ、その後1小節はホーンセクションが入ります。この部分はプレイントロになりますが、この楽曲の鍵となるⅣM7→Ⅲ7という進行が使われています。

ピアノ部分最後のⅢ7(♭9)は少し変わったコードですが、機能としてはドミナントと言えるでしょうか。ⅦとⅣの三全音(トライトーン)が含まれる為です。

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その後は4536の王道進行、Ⅵmの部分はオンコードで、ベースラインが次のⅣM7まで半音階で下行する順次進行になっています。

2周目はⅡm→Ⅲm→Ⅳ→♭Ⅴdim→Ⅴと上行する順次進行です。♭ⅤdimはⅣとⅤを繋ぐパッシングディミニッシュで、この楽曲中でも何度か登場します。

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Aメロ

Key = E♭

1番と2番で展開が違います。共に楽曲中のアクセントとなる特徴ある部分になっています。

A-1

ⅣM7・Ⅲ7・|Ⅵm・・・ ×4

( 原曲のキーで見る → A-1 )

1番のAメロは特に音数が少なく隙間が多いという特徴があります。エレクトリックピアノがコードチェンジのタイミングで鳴る程度です。コードが響いている感じはあまりなく、進行も同じものを繰り返します。

436の流れはイントロでも登場している、この楽曲の大枠を決めている進行です。

A-2

ⅣM7・・・|Ⅴ・・・

Ⅳ・Ⅳ/Ⅴ・|ⅠM7・・・

Ⅳ・Ⅲ7/♭Ⅵ・|Ⅵm・Ⅵm/Ⅴ Ⅵm/♭Ⅴ

ⅣM7・Ⅴ・|ⅠM7・・・

( 原曲のキーで見る → A-2 )

2番のAメロも同じくエレクトリックピアノが軸ですが、こちらは白玉(全音符など長めの伸ばし)が中心で、特有の雰囲気を作り出しています。

拍車をかけるのがⅣ/ⅤやⅠM7で、純粋なⅣやⅤ、Ⅰと比べ、お洒落さや何となくふわふわした浮遊感を感じるコードです。エレクトリックピアノの音色や楽曲の雰囲気と非常にマッチしています。

特にⅠM7は純粋なトニックからかなり色を変えます。Ⅴ→Ⅰという単純なドミナント終止と比べると違いがよく分かると思います。

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Bメロ

Key = E♭

ⅣM7・・・|Ⅴ・・・

Ⅲm・・・|Ⅵm・・・

Ⅱm・・・|Ⅲm・・・

Ⅱm・Ⅲm・|Ⅳ・♭Ⅴdim

Ⅴ・・・|Ⅴ N.C.・・

N.C.・・・

( 原曲のキーで見る → B-1 B-2 )

4小節の王道進行、上行する順次進行♭Ⅴdim、ともにイントロでも登場した進行です。

1番と2番、それぞれ特徴あるAメロから入ってくる部分で、ストリングスなどを中心に音数や広がりが加わり、サビ前にある意味楽曲が締まる部分です。

ただ、進行としてはよくあるもの、という感じですね。それが却って効果的にも聞こえます。

B-2

2番のBメロは9小節ではなく8小節で、8小節目がN.C.となります。

サビ

Key = E♭

サビ-1,2,4

ⅣM7・Ⅲ7 Ⅲ7/♭Ⅵ|Ⅵm・Ⅴm

ⅣM7・Ⅲ7 Ⅲ7/♭Ⅵ|Ⅵm Ⅵm/♭Ⅵ Ⅵm/Ⅴ Ⅵm/♭Ⅴ

ⅣM7・Ⅲ7・|Ⅵm・Ⅴm

Ⅱm・Ⅲm・|Ⅳ・Ⅴ・

( 原曲のキーで見る → サビ-1 サビ-2 サビ-4 )

イントロの最初に登場したピアノのメロディが、実はサビのメロディをモチーフにしたものでした。ⅣM7→Ⅲ7も予告されていましたね。

進行に関して、オンコードが多用されてはいますが、まず最初の2小節はメロディ同様イントロでも登場しています。Ⅴm→Ⅰ(→ⅣM7)はドミナントマイナーを使った進行の王道で、Ⅳから見たツーファイブ(ワン)の形です。

4小節目のオンコードによるベースラインの下行もイントロで登場しました。

最後の2小節は2345ですが、ここではイントロBメロのように♭Ⅵdimは挟んでいません。

サビ-3

ⅣM7・Ⅲ7・|Ⅵm・Ⅴm ×3

Ⅱm・Ⅲm・|N.C.・・・

( 原曲のキーで見る → サビ-3 )

Cメロ後のいわゆる「落ちサビ」です。イントロの最初のようにピアノを使った部分になります。

進行の変化としては、4小節目にもドミナントマイナーの進行が入ったため、同じ進行を3回繰り返すようになっています。他のサビではⅥmでベースの半音の下行があった部分です。

細かい部分ですが、ベースが鳴っていないので厳密にいうとオンコードではなくなっている部分は、その通りに表記を変えている為シンプルに見えると思います。

あとは最後の小節にセリフが入りますね。

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間奏

Key = E♭

ⅣM7・・・|Ⅴ・・・

Ⅲm・・・|Ⅵm Ⅵm/♭Ⅵ Ⅵm/Ⅴ Ⅵm/♭Ⅴ

ⅣM7・・・|Ⅴ・・・

Ⅱm Ⅲm Ⅳ ♭Ⅴdim|Ⅴ・・・

( 原曲のキーで見る → 間奏-1 間奏-2 )

1番2番同様に、サビの後に間奏に入ります。イントロのホーンセクションが入ってきた後とほとんど同じですが、後半の歌詞と、2拍の間の有無などが変化している点です。

Cメロ

Key = E♭

N.C. ×7

Ⅵm Ⅵm/♭Ⅵ Ⅵm/Ⅴ Ⅰ

Ⅳ・・|Ⅵm・Ⅵm/Ⅴ Ⅵm/♭Ⅴ

Ⅳ・・|Ⅵm・Ⅴm

Ⅳ・・|Ⅵm・Ⅵm/Ⅴ・ ×2

Ⅱm・Ⅲm・|Ⅳ・Ⅴ・

Ⅴ・・・ ×4

( 原曲のキーで見る → C )

最初の7小節はN.C.としましたが、メロディとユニゾンでエレクトリックピアノなどが演奏されています。8小節目からコードが鳴りますね。

その後4小節は同じメロディで進みます。進行はここまでの楽曲中に出てきたものとほとんど同様です。

その次の4小節ではラップのような感じに加え、リズムも賑やかになり、変化がついていて良い部分ですね。

最後の4小節はピアノで、駆け上がりのフレーズやトレモロなどが演奏されます。MVで映る夕日でキラキラ光る海と合っています。

アウトロ

Key = E♭

ⅣM7・・・|Ⅴ・・・

Ⅲm・・・|Ⅵm Ⅵm/♭Ⅵ Ⅵm/Ⅴ Ⅵm/♭Ⅴ

ⅣM7・・・|Ⅴ・・・

Ⅱm Ⅲm Ⅳ ♭Ⅴdim|Ⅴ・・・

( 原曲のキーで見る → アウトロ )

進行に関してはイントロと全く同じですね。最後の小節、歌以外のパートは3拍目までしか鳴っていないため、最後は歌のみという変化によってエンディングらしさが出ています。

最後に

今回は ファンファーレ!/Hey! Say! JUMP でコード進行を学びました。

Ⅳ→という進行が軸になっている楽曲でした。オンコード等捻った進行もありましたが、全体的には繰り返しが多めで分かり易かったと思います。

メンバーの山田涼介主演のドラマの主題歌のようですね。あまりドラマは見ないですが、機会があれば見てみたいと思います。「理想の息子」は多少見た記憶があります。

2017年からシングル7作連続で1位となっているようです。今後も期待です。