楽曲のコード進行

Breakthrough/TWICE でコード進行を学ぶ

Breakthrough/TWICE でコード進行を学ぶ

IN-TOSH(@intosh_redarrow)です。

今回は Breakthrough/TWICE でコード進行を学んでいきます。

概要

Breakthrough/TWICE

作詞 : Yu Shimoji

作曲・編曲 : Jan Beers / Rajan Muse / Ronnie Icon

B面 : 「FANCY -Japanese ver.-」

TWICEの日本5枚目のシングル。2019年7月25日リリース。花王『AUBE』CMソング

総合ソングチャート【Billboard Japan Hot 100】2019年8月5日付ランキング1位

Breakthrough/TWICE
created by Rinker

コード譜(フル)

コード譜の下へ

DM7・・・|C#7 C#M7 C#・

F#m・・・|A・F#7/A#・

DM7・・・|C#7 C#M7 C#・

F#m・・・|A・F#7/A#・

DM7・・・|C#7 C#M7 C#・

Bm7・・・|E・・・

DM7・・・|C#7・・・

F#・・・|A・・・

DM7・・・|C#7・・・

F#・・・|・・・・

DM7・・・|C#7 C#M7 C#・

F#m・・・|A・F#7/A#・ ×4

F#m・・・|・・・・

F#m・・・|・・F#7/A#・

DM7・・・|C#7 C#M7 C#・

F#m・・・|A・F#7/A#・

DM7・・・|C#7 C#M7 C#・

Bm7・・・|E・・・

DM7・・・|C#7・・・

F#・・・|A・・・

DM7・・・|C#7・・・

F#・・・|・・・・

DM7・・・|C#7 C#M7 C#・

F#m・・・|A・F#7/A#・ ×4

D・・・|E・・・

C#7/F・・・|F#m・・・

D・・・|E・・・

C#7/F・・・|C#7・・・

DM7・・・|C#7 C#M7 C#・

F#m・・・|A・F#7/A#・ ×4

F#m・・・ ×4

コード譜の上へ

スポンサーリンク

コード進行 分析・解説

場面ごとに見ていきます。コードはディグリーネームで表記します。

また、ノンダイアトニックコード赤字で表記します。

楽曲のキーF#マイナーです。

イントロ

Key = F#m

♭ⅥM7・・・|Ⅴ7 ⅤM7

Ⅰm・・・|♭Ⅲ・Ⅰ7/Ⅲ

( 原曲のキーで見る → イントロ )

お洒落なこの進行が、楽曲中通して使用されています。

いわゆる”Just The Two Of Us 進行“と呼ばれる「ⅣM7→Ⅲ7→Ⅵm→Ⅰ」を基にした進行と読み取れますね。平行調短調表記をしているため、若干分かりにくいかもしれません。

この進行で言うと、椎名林檎の「丸の内サディスティック」は有名な名曲ですね。最近の楽曲だとあいみょんの「愛を伝えたいだとか」などが有名でしょうか。

Aメロ

Key = F#m

♭ⅥM7・・・|Ⅴ7 ⅤM7

Ⅰm・・・|♭Ⅲ・Ⅰ7/Ⅲ

♭ⅥM7・・・|Ⅴ7 ⅤM7

Ⅳm7・・・|♭Ⅶ・・・

( 原曲のキーで見る → A-1 A-2 )

イントロ同様の進行で、最後の2小節のみ変化しています。Ⅳm7→♭Ⅶの動きは平行調長調でいうⅡm7→Ⅴで、お手本通りのツーファイブの形ですね。

ただ、この後に♭Ⅲ(長調でいうトニックⅠ)で簡単に解決はしない辺りが、お洒落さというか、不思議な感じを出しています。

トニック?ドミナント?それぞれの「コードの機能」とは?
トニック?ドミナント?それぞれの「コードの機能」とは?IN-TOSH(@intosh_redarrow)です。 コード進行の話で「トニック」「ドミナント」「サブドミナント」という言葉を...

Bメロ

Key = F#m

♭ⅥM7・・・|Ⅴ7・・・

・・・|♭Ⅲ・・・

♭ⅥM7・・・|Ⅴ7・・・

・・・|・・・・

( 原曲のキーで見る → B-1 B-2 )

ベースがリフの形ではなくなったり、コーラスが入ってきたりして、雰囲気が少し変わっています。頭のエクスプロージョン(爆発)系のSEも印象的です。

コード進行の大まかな形はここまでと変わっていませんが、Ⅰmのところでを唐突に鳴らしていて、同主調へ一時的に転調した感じを匂わせています。中々珍しい気がします。不思議な感じがしますね。

サビ

Key = F#m

♭ⅥM7・・・|Ⅴ7 ⅤM7

Ⅰm・・・|♭Ⅲ・Ⅰ7/Ⅲ ×4

( 原曲のキーで見る → サビ-1 サビ-2 サビ-3 )

イントロなど、これまで出てきていたものと同様の進行を繰り返します。印象的なリフです。メロディの形は前半8小節と後半8小節で異なります。

スポンサーリンク






間奏

Key = F#m

Ⅰm・・・|・・・・

Ⅰm・・・|・・Ⅰ7/Ⅲ

( 原曲のキーで見る → 間奏 )

曲名を歌詞にした歌が乗っていますが、間奏としています。1番のサビ後の間奏です。

Ⅰmが鳴り続けています。最後はⅠ7/Ⅲという表記にしましたが、そもそもこの部分はコード感があまりないですね。ベースがルート音をなぞっているのが耳に残ると思います。

Cメロ

Key = F#m

♭Ⅵ・・・|♭Ⅶ・・・

Ⅴ7/Ⅶ・・・|Ⅰm・・・

♭Ⅵ・・・|♭Ⅶ・・・

Ⅴ7/Ⅶ・・・|Ⅴ7・・・

( 原曲のキーで見る → C )

2番のサビ後にそのままCメロに入ります。

リフを続けていたベースが消え、コーラスも入ることで和声的になります。Bメロとも似た感じですね。

♭Ⅵ→♭Ⅶ→Ⅴ7/Ⅶ→Ⅰmは平行調長調ではⅣ→Ⅴ→Ⅲ7/#Ⅴ→Ⅵmとなります。4536の王道進行の変化形であり、コード感を感じるのも納得ですね。ベースラインはオンコードによって上行する順次進行になっています。

順次進行とは?心地よく印象に残るコード進行について
「順次進行」とは?心地よく印象に残るコード進行についてIN-TOSH(@intosh_redarrow)です。 楽曲を聴いていると、「音が上にどんどん上がっていく」「どんどん下がってい...

アウトロ

Key = F#m

Ⅰm・・・ ×4

( 原曲のキーで見る → アウトロ )

間奏同様、Ⅰmが鳴り続けます。歌詞も同様ですね。

マイナーらしさを出した雰囲気そのままに、楽曲のエンディングとなります。

最後に

今回は Breakthrough/TWICE でコード進行を学びました。

個人的にあまり聞かないコード進行かと思ったのですが、”Just The Two Of Us 進行“をきちんと知らなかっただけでした。進行の名前は聞いたことがあったのですが、耳に残るまで聞きこんでいなかったためです。

楽曲の雰囲気を決定づける素晴らしい進行ですね。また一つ知見を得ました。

関連記事